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帰蝶

まだ完成ではないのですが、しばらくさぼってしまったので、現在進行形の人形の画像をアップします。

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名前は帰蝶とつけました。

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胡蝶、帰蝶ときて、次は花蝶になるかもしれません。

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いずれは、猪鹿蝶・・・は作る予定はありません。
でも、作るとしたら、鹿の角に蝶の羽、猪の鼻というキマイラになるかもしれません。作らないですけど。

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久しぶりに、こってりレースの衣装を作りました。
バブーシュカをしているのは、蝶をロシア語で「バーバチカ」というのですが、そこから「バーブシカ(ロシア語でお婆さんのこと)」、そして「バブーシュカ」という連想ゲームみたいなものです。
ちなみにバブーシュカはロシアでお婆さんが頭にプラトークというスカーフをしているのを見て、三角巾のことをバブーシュカと言うようになったのですが、若い女性でも教会では頭にプラトークを巻いてたりします。

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胡蝶

夢の中で蝶になってひらひらと舞っていた。
はたして、蝶になった夢を見ていたのか、それとも今の自分が蝶の見ている夢なのか。

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大きさは約54cm。着物から襦袢、帯や小物も正絹で手縫で作りました。足袋は綿。

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正座もしますが、そうすると草履が履けません。

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今まで着物の知識はほとんどなかったので(とりあえずお太鼓くらいは自分で結べますが、袋帯のみ)、襦袢の襟に関西仕立てと関東仕立てがあることとか、帯の巻き方も関西と関東で違いがあるとか初めて知りました。和服の世界は本当に奥が深いです。

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蝶をイメージしたので、帯は蝶文庫結び、帯締めで蝶を表現しました。

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冒頭の文は荘子の説話「胡蝶の夢」より。

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新しい人形

近日公開!できるといいなあ。

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和装の人形です。画像は作り帯、帯揚げ、帯締め、しごき、髪飾り、草履、足袋、腰ひも、長じゅばん。メインの着物はここには写っていませんが、全部作りました。
 
 

紫陽花の季節

雨の季節は憂鬱だけど、紫陽花の花はとても好きです。
そんなわけで、紫陽花のゼリーです。

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使っているのはゼラチン、寒天、かき氷用のシロップ、牛乳、砂糖、バニラアイスです。

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金魚鉢を生かした上のゼリーはフルーツ入り。
 
 

テムペスト

シェイクスピアの作品をすべて読んだわけではありませんが、今まで読んだ中で一番気になる登場人物が「あらし(テンペスト)」のエアリエル。厳密にいえば、人ではないので、登場人物とは言えないのかもしれませんが。
ミランダとファーディナンドの出会いを仕組んだのはプロスペローですが、その実行犯がエアリエルです。プロスペローと観客以外には見えない存在で、人々を自由に操り、脅かし、見守ります。
妖精といえば、シェイクスピアの「夏の夜の夢」も有名ですが、「夏夢」に登場する妖精たちのような感情の起伏を見せない分、何を考えているのかわからない不気味さと同時に無邪気さも持ち合わせていて、恩人であるプロスペローに対しては従順に見えて、そうでもなかったり、不自由だけど自由。実に興味深いです。

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──あの俳優共は、豫て話しておいた通り、 みんな精靈ぢゃによって、空氣の中へ、薄い空氣の中へ、 溶け込んでしまうた。

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──あゝ、此 幻影の、 礎ない假建物と同じやうに、 あの雲に沖る樓臺も、あの輪奐たる宮殿も、 あの莊嚴なる堂塔も、此大地球其者も、 いや、此地上に有りとあらゆる物一切が、やがては悉く溶解して、 今消え去った彼の幻影と同樣に、後には泡沫をも殘さぬのぢゃ。

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──吾々は夢と同じ品物で出來てゐる、吾々の瑣小な一生は、 眠りに始って眠りに終る。(第四幕第一場)

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文中の引用は坪内逍遥の訳より。