やっぱりきのこが好き

きのこが好きなので新しいブックカバーはきのこの刺繍。久し振りのクロスステッチです。

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そして、なぜきのこが好きなのか、わかってしまいました。
よーく見てください。「KINOKO」の文字の中に「INKO」が隠れています。
と、こじつけたところで、先日ロシアの雑貨を扱っているお店でみつけたきのこのシールと木のきのこです。あまりに可愛いので、買ってきてしまいました。

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やっぱり、きのこは正義です。
 
 

バベルの塔

現存するブリューゲルの「バベルの塔」は2つあって、そのうちの1つが最近まで東京都美術館で公開されていました。
どちらかというと、今回来なかったほうの「バベル」の方のイメージが強くて、こっちのバベルはそれほど・・・と思っていたのですが、見た途端にすべて吹き飛ぶくらいの破壊力でした。

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絵の大きさはそんなでもないのですが、まあ細かい細かい。実に変態的、いい意味で。
一説によると、描かれた人数は1400人とか。
人の身長を平均170センチとして計算すると、塔の高さは510メートルになるそうです。
そういうことを研究している人たちもブリューゲルに負けないくらいの変態ですね。ほめてます。

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東京タワーや通天閣との比較。

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こちらにもバベルを愛してやまない方の作品が。
大友克洋氏の「INSIDE BABEL」、ブリューゲルが描いていない塔の内部を想像力と卓越した表現力で描いています。

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こちらは別の日に見てきた東京藝術大学の「Study of Babel」の立体模型。
高さは3メートル超。実際のバベルの塔を510メートルとして、150分の1のスケールだそうです。

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近くに寄ってみると。

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さらにズーム。
この人たち、塔が永遠に完成しないことなと知らずに働いているのですね。人間の業というものでしょうか。
ブリューゲルの描いているのは塔だけではなくて、待ち受ける未来を予見するような不穏さと不安。
観る人はそんなところに惹きつけられるのかもしれません。
 
 

日本の中のスラブ─каваий

ロシアの雑貨を取り扱うお店が増えてきているようで、ロシアの雑貨の可愛さがクローズアップされることも多いのですが、なぜロシアの雑貨が可愛いのか。それは、ロシア人が可愛いもの好きだから。このひと言に尽きると思います。
最近のロシア関係のイベントで手に入れたもの。

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ユーラシアフェスタで購入したビリービンの絵本と切手。

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「イワン王子と火の鳥と灰色おおかみ」の一場面です。

政治的に対立が続くロシアとウクライナですが、このフェスタではマトリョーシカの絵付け教室やウクライナ人形のワークショップがあってにぎやかでした。

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「ロシアの装丁と装画の世界」展の図録。

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300近いロシアの本の表紙と見返しで構成されていて、いつまででも眺めていられます。
お財布の中身が許すのであれば、欲しい絵本がありました。パレフの箱を思わせるような超豪華絵本で、とても美しかったのですが、お値段もそれ相応でした。
 
 

日本の中のスラヴ─大エルミタージュ展

ミュシャ展と同じく六本木の、こちらは森アーツ美術館の大エルミタージュ展、見ごたえはありました。

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大家の作品をまとめてみる機会はそうないし、本物のエルミタージュでは観るものが多すぎて一つの作品をじっくり鑑賞することはできないし、保管庫にしまわれて普段お目にかかれない作品も来ています。
でも、ラインナップがいささか微妙な気がしないでもありません。
レンブラントなら「放蕩息子」や「イサクの犠牲」がエルミタージュ収蔵の中では人気だし、ルーベンスも「大地と海の結合」や「ペルセウスとアンドロメダ」など人気作品があるのに、なぜこれ?という感じで、目玉になるような作品は大量には借りられないのかと裏事情が気になってしまいました。

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ロシアのエルミタージュに行った時のチケットがとってあったので並べてみました。

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5年前のチケットと案内図。

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こちらは大昔ので、たぶん2回目くらいに行った時の。藁半紙に印刷されて、ミシン目なんてものはありません。
今は基本的に撮影可だけど(企画展や特別展示は撮影不可のものもありました)、昔は写真撮影するのに別料金取られてました。
 
 

日本の中のスラブ─ミュシャ展

自分で書いておいて、スラブという言葉がどのあたりまで示すのかはわかっていませんが、とりあえずスラブ系の言葉を持つ文化ならばスラブ系ということで、ひとつめがやはり「ミュシャ展」です。

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ミュシャと言えばアールヌーボー様式の流麗な女性のポスター画で有名ですが、実は初めて実物を見たのが油彩で、むしろ油彩の方が好きです。
今回はスラヴ叙事詩が全20点まとめて公開されるというので、ぜひとも見なくてはと列に並ぶのを覚悟で、でも券を買うのに並ぶのはいやだと前売り券を握りしめて国立美術館に向かったのですが、早い時期だったからか拍子抜けするほどで、券売所にも行列は見当たりませんでした。
それでも、ポスターのコーナーは並べてある間隔が狭かったのでなかなか進まなかったのと、グッズ売り場は混んでいました。
肝心のスラヴ叙事詩はというと、やはり凄かったです。絵に添えられた解説を読んで改めて絵を見ると、それまで見えていなかったものが見えてきて、見入ってしまいます。時間を気にせずいつまでも眺めていたいくらい、見どころしかありませんでした。
いつもは解説見ないのですが、今回ばかりは音声ガイド借りなかったことを後悔しました。
なぜなら、絵があまりにも大きすぎて、解説を読むのに絵に近づいて、全体を見るのに絵からずーっと離れて、の繰り返しで落ち着かなかったから。
もちろん何の先入観もなしに見てもいいんですが、絵の背景を知るとさらに胸にせまるものがあります。
後期の作品のいくつかは自由に撮影できました。

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赤の広場を背景に描いたこの作品は、広場のどの位置から描いたのかとか、余計なことが気になってしまいました。
他にも、寺院の内部がモスクワのとあるメトロの駅の構内にそっくりとか、スラブ好きの血が騒ぐ。

クロポトキンスカヤ駅

ちなみに、こちらがその駅。近くにある救世主教会の内部を模したものらしいので、似ているのも納得できるかも。

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ミュシャを好きになるきっかけのbunkamuraの時のチラシです。
この時に見た「クォ・ヴァディス」、左のポストカードの絵は今回も展示されていました。油彩ですが、ミュシャ様式がふんだんに盛り込まれていて、構図は見事だし人物は美しいし装飾の薔薇の文様も素晴らしいのです。
「クォ・ヴァディス」は堺市所有なのでまた見る機会はあるかもですが、スラヴ叙事詩は今回を逃すといつ見られるかわからないです。
 
 

きのこ!!!

去年の秋から今年にかけて、きのこをよく食べています。野菜が高騰した時もきのこは安定した価格で、さらに特価になった時に買い込んで小分けにしたりスライスしたりして冷凍室に入れておいたので、きのこが切れる日はありませんでした。
きのこの山かたけのこの里かと言われるとたけのこ派と答えますが、きのこかたけのこかと聞かれればきのこの方が好き。きのこご飯にきのこ汁におかずがきのこでも何ら問題はありません。
しかも、手軽に調理できるすぐれもの。

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かご盛りのマッシュルーム。食べきれない時はスライスして冷凍保存できるので、安売りしているとつい買ってしまいます。

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スライスしたマッシュルームとソーセージをオリーブオイルでソテーしてマジックソルトをかけただけのお手軽な一品。でも、美味しい!

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お餅ピザ。お餅がとろけすぎてグラタンのようになっています。
でも、お餅なのでスプーンよりも箸のほうが食べやすいです。

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きのこ入りシチュー。

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きのこのつぼ焼き風。
грибЫ(グリブィ)はロシアではおなじみの料理で、きのこのクリーム煮を壺型の容器に入れてパンで蓋をするのですが、形もまるできのこ。
雰囲気だけの、~風なので、パンは軽く焼いてのせているだけです。

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エリンギを使った和風パスタ。

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「貧乏人のパスタ」というそうです。貧しくてチーズが買えないので、パン粉をオリーブ油で炒めて代用したのが始まりとのことですが、チーズよりオリーブ油の方がセレブな気がしてしまいます。もちろん、どちらもピンキリですが。
使っているきのこはマッシュルームです。

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マフィンを使ってビザトースト風。具が多すぎてチーズが見えません。

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餃子の皮を使ったラザニアもどき。
出来上がったら嵩が減ってしまいました。あと2、3枚重ねてもよかったですね。

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なんちゃってクローシュカカルトーシュカです。
本場ロシアのものは大きなジャガイモを皮つきでゆでたものをつぶして、そこにチーズやお好みでトッピングしてくれるのですが、なんちゃってなのであらかじめ皮をむいてレンジでチンしたジャガイモをつぶしてチーズや軽くソテーした具材を乗せて、さらにチン。

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納豆チャーハンしいたけ入り。カメラを意識してドーム状にしてみました。

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番外編、きのこプリン、ではなくて、きなこプリンです。

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黒蜜ときな粉の相性は抜群です。

というわけで、まだまだきのこ、冷蔵庫にたくさんあります。
 
 

日本の中のジャパン─並河靖之七宝展

そして、東京都庭園美術館の「並河靖之七宝展」

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ドレスコードというのをクリアして、割引料金で入れてもらいました。

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なんのことはありません、作品にちなんで蝶のモチーフを身に着けていれば100円引きとのことなので、家にあった蝶っぽいものを持って行ったら、とりあえず一個見せたらOKでした。バッグチャームとか蝶柄のハンカチーフを持ってたのに、見せる機会がなくてちょっと残念。
展示は最高に素晴らしかったです。無料で貸してもらえる単眼鏡で細かいところまで見てうっとり。単眼鏡を離して全体を眺めてため息。手の込んだ細工はまさに宝石のようでした。
100点近い七宝の作品のほか、下絵や当時の芳名帳などが展示され、見ごたえがありました。

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本館の建物もアールデコ様式の建物で、そこかしこに惜しげもなくラリックのレリーフや照明がぶら下がっていて、ドアにしても天井にしても、とにかく全てがもの凄くすごいのです。(語彙貧困)
 
 

日本の中のジャパン─渡辺省亭展

お次は今年話題の渡辺省亭。
去年、国立博物館で見て、ものすごく気になった画家です。京橋の加島美術で見てきました。
鳥の絵が多く、羽の描き方が見事。筆の運びに惚れ惚れしました。

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カササギの絵は黒い羽根の中にも青い色を秘めていて、本当に素晴らしいのです。目の表情も生き生きとして、これは、実物を見ないととうていわかりません。

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ウサギの絵も墨の濃淡でモフモフ感が表現されていて可愛かったです。
渡辺省亭は今年が100回忌ということで、ほかにも国立博物館、迎賓館赤坂離宮など、いろいろなところで見られます。
 
 

日本の中のジャパン─超日本刀入門

日本を再発見というわけでもないですが、日本っぽい展示をいくつか見てきました。

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まずは、静嘉堂文庫美術館で開催されていた「超日本刀入門」

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国宝、重要文化財を含む日本刀が、年代順に並べられていて、超日本刀初心者には少し難しいような気もしましたが、その姿の美しさにはやはり惚れ惚れします。
ポスターになっているのは滝川一益が信長から拝領の太刀。他に、直江兼続に贈られた秀吉の形見の太刀もありましたが、蒔絵の鞘がとても美しいものでした。
行った日はちょうど鞘師、刀匠、研師の方々の実演があって、刀になる前の鉄の塊やこれから形になっていく鞘や室町時代の刀など持たせてもらいました。

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時節柄、和服女子や自身も日本刀を所有しているという方々の高等な質問が飛び交っていましたが、超無知な私の質問にも快く答えてくださって、すごく楽しかったです。

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いろんなカンナが並んでいます。
鞘を磨くのは昔ながらの砥草を使っているそうです。鞘の中の構造を見せてもらったり、刀を鞘に収めた時に塵が入ってしまっても刃を傷つけない工夫についても教えてもらいました。

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鉄の塊が刀になるまでの工程。鉄はやはり重かったです。

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泥をこねたものを刃の上に載せています。この作業で波紋の模様が決まります。さすがに焼き入れなんかはここでは見せてもらえませんでした。

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この刀も持たせてもらいました。この段階でも切かなり切れるそうなので、もうドキドキでした。

帰りに美術館の敷地内の庭園をうろついたり、近くの岡本民家園に足を延ばしたり、帰りがけに指定文化財になっている旧小坂家住宅にお邪魔してひな人形を見て庭園をさまよったり、一日ですごく日本を満喫しました。

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そのぶん、よく歩いたので足が疲れました。
 
 

きのこ!!

先日、池袋の三省堂でやっていた「世界のトランプ・タロット展」でみつけたきのこのトランプがとても可愛かったのです。
思わず家に連れて帰ってしまいました。もちろん、レジでお金を払いました。

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裏はこんなふう。

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寄って見ると、ちいさなきのこがびっしりいるのがわかります。

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トランプしながらきのこの名前が覚えられるなんて!
ただ、残念なことに、英国製のトランプなので書かれているのは英語のみ。
つまり、英語も覚えられるというわけです。やったね!