ドラジェの精

それは不思議なクリスマスの出来事。
魔法でくるみ割り人形に変えられていた王子をねずみから助けたお礼に、クララはお菓子の国に招待されます。
クリスマスの時期に上演されることの多い、「くるみ割り人形」の物語です。
日本ではなぜか「金平糖の踊り」と訳されている場面、原題は、“Танец Феи Драже(ドラジェの精の踊り)”で、こちらがそのドラジェです。

こんぺいとう?

西洋では結婚式などのお祝いで配られるというこのお菓子、どういういきさつで「ドラジェ」が「金平糖」になったのかは知りませんが、ロシア語でお菓子を意味するконфета(おそらく語源は英語のconfectやポルトガル語のconfeitoと同じ)って「こんぺいとう」と聞こえなくもないですしね。
でも、パステルカラーのころんとしたドラジェと半透明でキラキラした星のような金平糖とではイメージが全然違います。
甘くて可愛いというところは同じだから、いいか。

そういえば、最近こてこてにレースの付いた服を作っていないなと思ったら無性に作りたくなって作りました。

どらじぇ?

イメージはそのままドラジェです。
これは淡いブルーですが、ピンクやイエローも作りたくなります。やはり、ドレスにはレース。
くるみ割り人形にも出てくる「アレルキナーダ」も好きなテーマなので、また作りたいです。
そっか、今作ってる男の子の人形をアルルカンにするというのも、ありかも…

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「チーム・コヤーラ第2回それからの人形たち」見てきました

そんなわけで、土曜日に渋谷に行ってきました。
何がそういうわけかというと、前日に時間を間違えてしまって、ちゃんと確かめなかった自分のせいですけど、それで再びの渋谷。
本日最終日ですので、14:30までです。みなさんも時間に気をつけましょう。
さて、人形展ですが、去年の作品からいろいろと進化していて、あの作家さんがこういう人形も作るの!?みたいのが多くて楽しめました。
招待作家さんの作品では、わたくし実は鳥が好きなもので、よねやまりゅうさんのフクロウに釘付け。
フクロウってねずみを食べるものと思っていましたが、カエルも捕まえるんですね。

話は変わりますが、ハムレットの衣装、少し変えています。
ガウンというか長衣というか、座った時にフィットするようにギャザーを寄せました。
↓ before

γ1

↓ after

つるぎ

衣装が黒いうえに椅子まで黒いのでわかりにくいですね。

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水の青 光の金

現代人はいろんな情報に毒されているので、水の色は透明無色なのに、なぜ水色が薄い青のことなんだと思っている人がいるかもしれませんが、先人たちは曇りのない目で水は青と知っていました。
なぜなら、水はほんの少し青いからです。
だから、コップなど少量だと色がついていないようでも、海のようなたくさんの水だとちゃんと青く見えるのです。
科学的に言えば、水の分子は赤の波長を遮るから、結果として青く見えるとかそんなことですが、そんな科学の知識がなくても水の色が青と知っていた昔の人たちはやはりすごいです。

budgerigar

π─水色の少女」と名付けたこの人形ですが、「水」とは関係ありません。
実は11月10日の画像には秘密がありまして、画像につけられた文字を上から読んでいくと、「bu」「dg」「er」「ig」「ar」、つまり「budgerigar」背黄青鸚哥になります。
さりげなく混ぜた青い髪やわざとらしい衣装の色の組み合わせ、タイトルのπ、ヒントは随所に散りばめていたのですが、いったい何人の方が気づいてくれたでしょうか。

「2015.AUTUMN 創作人形コレクション」明日から始まります。
11月21日(土)~11月29日(日)
am11:00~pm6:00 会期中無休
入場料 300円
ギャラリーぶんかとう
Address 福岡県行橋市西泉7丁目16-21
Tel 0930-23-5653
URL http://www.bunkatou.com/

みごたえのある展示会ですので、お近くの方はぜひおいでください。

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ドストエフスキーは角部屋がお好き

昨日、ドストエフスキーが住んでいた家のことを書いたのですが、ドストエフスキー記念館に行った時にフォトセットを買っていたのを思い出して、探してみたらやはり小モルスカヤ通りの角の家は「白夜」が執筆された家でした。
一説によると、ドストエフスキーは角部屋が好きだったらしく、確かに住んでいた家の写真を見ると、同じような角度で撮られたのが多いです。

ドストハウスたち

ちなみに、一番下が「カラマーゾフの兄弟」の書かれた家で、現在は記念館になっています。その右上が「罪と罰」の書かれた家。カバーは記念館からの眺めです。

ラスコーリニコフ絡みのフォトセットもあります。

ラスコハウス

下の写真の中央に写っているのがラスコーリニコフが住んでいたといわれる家で、左は中庭から入り口を見たところです。

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ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、最近までドクロを作っていまして、正確には道化師ヨリックの頭蓋骨なのですけれども、「頭蓋骨」と手書きで書こうとして、「ガイ」という字が書けなくて愕然としました。
「髑髏」という字は日常的に使う言葉ではないからと言い訳しつつ、カタカナですませられますが、「蓋」は「蓋然的」とか「綴じ蓋」みたいに日常茶飯事に使われるので、書けないと日本人として少し恥ずかしいのかも。でも、「頭骸骨」と書かなくて本当によかったです。

ところで、最近Amazonにおすすめされているのが、亀山郁夫著「新カラマーゾフの兄弟」なんですが、うーん、微妙。
書きたい気持ちもわからなくはありません。たしか、亀山先生は「カラマーゾフの続編を空想する」とかいう本も出してますね。カラマーゾフに関しては江川卓氏も「謎解き」シリーズを出してますし、そういえば、何年か前に乱歩賞を受賞した変な本もありました。だから、なおさら書きたくなったのでしょうか。
二次創作程度のものだったら、亀山先生ほどの人に書いて欲しくはないですが、当時のロシアをよく御存じでいらっしゃるし、考証もしっかりされているので、「カラマーゾフの妹」みたいな残念なことにはならないと信じていますけれど。
「カラマーゾフの兄弟」は中学の時に米川正夫氏訳を読んでハマり、その後、原卓也氏訳も読んでるので、どうしても比べてしまうのかもしれませんが、やはり一番読みにくかったのは亀山氏の新訳でした。
文章は易しいんですけどね、易しく書こうとするあまり、何が言いたいのか伝わらないというのが正直な感想。
でも、出版されてしばらくして落ち着いて、図書館で借りられるようになったら読んでみようとは思います、新カラ。

ドスト氏の家

サンクトペテルブルクにはドストエフスキーが住んでいた家がいくつもあって、右側の建物がその中の一つです。聖イサク寺院のそばにあります。

プレート

1847年から49年まで住んでいたということは、「白夜」はここで書かれたということでしょうか。そして、1949年にドストエフスキーは政治犯として逮捕されています。

ご近所の寺院

こちらが聖イサク寺院。エルミタージュ美術館もすぐ近くです。
実は、前回ペテルブルクに行った時にひそかにラスコーリニコフが住んでいたといわれる家を見に行きまして、たまたまそこの住人の方が帰ってきたので中庭に入れてもらいました。建物はドストエフスキーが生きていた時のままなのに、暗証番号式のドアロックがミスマッチで素敵でした。

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銀色の

さて、剣が完成したとお披露目写真をせっかくアップしたのに、肝心の剣がよく映っていないので、あらためて剣だけの画像です。

つるぎ

昨日、先生に見せたら、刃がついてないからそれじゃ切れないだろうと痛いところを突かれてしまいました。
そして、さらにこんなアドバイスを。

つるぎどくろ

そのアドバイスを具現化したのが上の画像です。
さすがに、その発想はありませんでした。ドクロ氏、あはれなり。
ところで、銀色の塗料、余らせるのももったいないので、100均で買った木製のクリスマスツリーを銀色にしてみました。

銀に塗れ

これがけっこう楽しくて、剣を作るだけなので、小さい容量の塗料を買ってきたのですが、大きな容器のものだったら家中にあるものを片っ端から塗りたくなりそうです。

けんをもつ

ドクロ氏も銀色にしてやろうか…

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ハムレット最終章

大げさなタイトルですが、ようやくハムレットの剣が完成しました。

剣

銀メッキではないので、あまり金属感はないです。人を斬れそうにはありません。

つるぎ

もっとも、日本刀と違って、西洋の刀は斬るのではなく、刺すものだそうです。日本刀も、せいぜい3人くらいまでしか斬れないそうですが。頑張っても5人まで。
100人斬るためには、刀をたくさん用意する、敵から刀を奪う、研ぎながら斬る、でしょうね、やっぱり。
映画や演劇では、「十三人の刺客」で刀をたくさん地面に突き刺してとっかえひっかえしながら斬りまくったり、「髑髏城の七人」では、研ぎながら斬る、をやってましたが、いずれにしろ、13人とか7人で大勢の敵を相手にするのは大変なようです。たった一人で世界を敵に回すのなんて、もっと無理。

帽子ドクロ

同じポーズですが、変わっているところがあります。ヒントは帽子。ヒントというより、答えてますけど。

ドクロ氏の災難

ドクロ氏の災難。

ドクロ氏といっしょ

ドクロ氏の視点から。

刀剣

ふざけてない画像もあります。安心してください。

洋刀

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水の色 光の色

bu

いきなり、どアップで失礼します。
日曜日に人形の写真を撮ったのですが、あいにくの天気。展示会に出品する人形の発送も終わって落ち着いたので、その中から何枚か選んでみました。

dg

er

ig

ar

そういえば、作り始めた時は和服の似合う子にしようと考えていた時期もあったので、金髪ですが、日本人形のようなおかっぱ頭です。

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展覧会のおしらせ

「2015.AUTUMN 創作人形コレクション」
11月21日(土)~11月29日(日)
am11:00~pm6:00 会期中無休
入場料 300円
ギャラリーぶんかとう
Address 福岡県行橋市西泉7丁目16-21
Tel 0930-23-5653
URL http://www.bunkatou.com/

■ 出品作家名
安藤 早苗 / 稲邉 智津子 / 大竹 京 / 大山 冨美子 / 大塩 雅子 / 黒澤 正子 / 篠原 七生 / 粧 順 / 高橋 操 / 原 明代 / 山吉 由利子 / あだち 杏 / 石塚 弘子 / 石井 康博 / 和泉 ゆか / 大野 美香 / 太田 庸子 / おきなが ようこ / 尾花 智子 / カウラ / 和葉 / 我房 京子 / 加波 千晴 / 紙谷 英里 / 菊池 由紀子 / 久保 名恵子 / 熊井 悦子 / じょじょ / 須崎 かおり / せいこ / 青 扇 / そ う / 竹森 清子 / 多田 麻利子 / たなか うつこ / 田中 雅子 / 田中 裕子 / 玉 青 / 千 尋 / 月見月 / 月夜野 いん子 / つつみ ゆうこ / 常見 一奈 / 中川 乃布子 / 中山 まゆみ / 菜奈乃 / 西山 満枝 / 橋詰 さき / 長谷川 恭子 / 長谷川 裕子 / 羽鳥 聖子 / はちす / 林 美登利 / 福島 育代 / 藤本 晶子 / 芙蓉 / 真咲 / 松下 芳枝 / 未央 / 皆川 優子 / 宮崎 美枝 / 森岡 テル / 矢野 陽子 / 横瀬 和江 / 吉田 美和子 / 吉水 たか代 / 零時 ねね / 渡邊 美也子 / 渡邊 萠

石ジュエリー
mariko
(五十音順・敬称略)

みずいろ1

出品する人形です。

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π(水色の少女)

完成しました。

π2

2πr

3.1415

この人形は11月21日(土)よりギャラリーぶんかとうさんで開催される「2015.AUTUMN 創作人形コレクション」に出品いたします。
詳細はまたあらためましてお知らせします。

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靴を作りました

衣装が甘々、といってもヘッドドレスほど甘目ではないつもりですが、靴はブーツではなく、ローヒールのパンプスにしました。

くつ

メリージェーンの変形ですが、ひもで結ぶようにしたので、一応レース・アップというのでしょうか。靴の名称はいろいろ難しいです。
ひもが細くて存在感が乏しい気がしたので、金属のビーズをつけてみました。白い靴下なので色移りしないように、裏がついています。ベルトの部分はハトメの裏のギザギザがあたらないように白い革を貼りました。

履いたところ。

あし

足の部分だけだと、なんだか足フェチの人が撮った写真のよう。
ちなみに、レース・アップの「レース」はlace。競争をするわけではありません。
laceといえば、「廃墟の休日」というテレビ番組で見たスクラントン・レース工場がすごかったです。
巨大なレース編みの機械がならんで、作りかけのレースやパターンが散らばっていて、たった今まで大勢の人がそこにいて作業していた形跡があるのに、人だけがいなくなって廃墟になっているのが何と形容していいのか、寂しいとか切ないとか、そういうのを通り越して、荘厳ささえ感じます。
第一回目の放送の時、人のいた痕跡が感じられるのが廃墟で、人がいたという記憶を跡形もなく昇華するところまでいったのが遺跡なんじゃないだろうかみたいなことを言っていましたが、なるほどという気がします。もちろん、それが正しい定義かどうかはわかりませんが。

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ミシン音はルンバのリズム

また最近ミシンを使い始めているのですが、人形の服だと細かい部分が多いので、縫い始めたと思ったら止めたり。で、縫い始めの時の音がどうしても「コーヒー・ルンバ」に聞こえてしまいます。
♪むかしあっらぶのえらいおぼうさんがっ、っていうあれです。
しかも、アラブのお坊さんなのに、剃髪して袈裟を着ている日本のお坊さんが浮かんでしまいます。というか、アラブのお坊さんがどんな格好をしているかも知らないので。
そんなわけで、ルンバのリズムで作ったのがこれです。

ヘッドドレス

久々にうさ耳のついていないふつーのヘッドドレスです。やっぱ、女の子の服ってフリルとかレースとか、楽しいです。
男の子の服にフリルとかレースとかつけてはいけないということもないですけれど、似合う男子っていうのが高見沢さんしか思いつきません。
それはともかく、せっかく作ったので、生首に装着してみました。

よこがお

首がないので、というか、首しかないのでリボンがうまく結べていませんが、やはり女の子、ヘッドドレスが似合います。と自画自賛したところで、別の角度からの画像も。

ヘッドドレス着用

わかりにくいですが、前下がりのボブです。ヘッドドレスをかぶると前髪が目にかぶるので、もう少し短くしたいのですが、髪を真っ直ぐ切り揃えるのってなかなか大変です。

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