真っ白

新しい人形の塗装をしました。
いつものように胡粉塗装です。
胡粉にあらかじめ水性絵の具などで色を付ける方法もあるのですが、胡粉本来の不健康な色が好きなので、そのまま塗装しました。
このあと、油彩絵具で彩色をするのですが、その前に服を作ってしまいました。
まだ完成というわけではないので、着せてはいますが、後ろを止めていないのでだぶついています。

しろぬり

ヘッドドレスをのせたら、頭がでかく見えるうえ、てっぺんが三角なので死者が頭につけているあれに見えてしまいます。
髪の毛をつければまた雰囲気がかわるでしょうか。
目はいつもならグラスアイなのですが、作りたいイメージにガラスの目は向いていないような気がして、目は入れていません。
いまのところ、こんな感じです。やっぱりまっしろ。

まっしろ

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

おそくなりましたが

福岡のぶんかとうさんの「2016和人形展」ならびに上野松坂屋「創作人形展」無事終了しました。
ぶんかとうさんには行けなかったので、全ておまかせだったのですが、地元のツアーに人形見学を組み込まれるなどで大盛況だったそうです。
年々、お人形好きの輪が広がっていくようです。
上野松坂屋では、他の作家さんの作品と一緒に並んでいるのを目の当たりにして、これからの課題が見えてきたような気がします。
今日からすぐ役に立つこととか、明日から役立てていきたいこととか、いつか役に立つかもしれないこととか、他の作家さんたちにたくさん教えていただきました。真似したいことだらけです。

上野松坂屋

よく言えばシンプルに展示なりました。
隣にドクロを連れた黒服の人形がいてもあまり違和感はありませんでした。

かご

たまごはこんなふうに。

最後になりますが、人形展に足を運んでくださった方、主催者様、スタッフの方々、そして参加者のみなさま、ありがとうございました。

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

上野松坂屋創作人形展、明日からです

搬入行ってきました。
先発隊に割り振られたので、台が置いてあるだけの会場に次から次へと素晴らしい作品が出現するのは圧巻でした。
人形だけでなく、展示方法も、みなさん自分の世界観を構築していて、見習わなくてはいけないことばかりです。
それでも、こういった作品展に参加するだいご味は、一般のお客様より一足お先に見ることができるということなんですよね。
ふっふ、うらやましいだろぉ~。
とはいえ、邪魔になってはいけないので、あまりまじまじとは見られなかったのですが。
いやいや、しっかり邪魔していたかも。
というわけで、うらやましかったら、ぜひいらしてください。

http://www.matsuzakaya.co.jp/ueno/garou/

春色のドラジェたちと

はるいろ

重苦しい黒の衣装の少年γ

くろっ

両手に花にすればよかったのかな。

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

第3回クラフトアートマッチングコンクール

今月参加させていただく創作人形展のおしらせです。

第3回クラフトアートマッチングコンクール
2016年3月9日(水)~15日(火)
10:00~20:00(最終日は17:00閉場)
上野松坂屋美術画廊
〒110-8503 東京都台東区上野3丁目29番5号
http://www.matsuzakaya.co.jp/ueno/garou/

招待作家
稲邉智津子 岡馬勲 藤本晶子 吉水たか代

公募作家
あだち杏 IWACO En おきながようこ 奥田拓郎 小野由美子 和葉 COOL氏 Qeromalion鳴力 早乙女綾子 佐々来英俊 佐藤京子 さとうそよBaby TalkBears たっきー 月夜野いん子 ナイトウミノワ 羽鳥聖子 芙蓉 森下ことり (敬称略)

場所は上野駅よりも御徒町の方が近いです。
路線により降りる駅名が異なりますので地図をご確認の上、おいでください。

出品するのは3体です。

はむ

「ヨリックの頭蓋骨」

どらじぇ

左が「さくらいろのドラジェ」、右が「みずいろのドラジェ」です。

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

さくらんぼのジャムを食べたくなる時

というわけで、「新カラマーゾフの兄弟」読みました。
結論から言うと、亀山郁夫氏はロシア文学者でドストエフスキー研究者ではあっても、小説家ではないなと。
もともと期待はしていなかったのですが、タイトルに「カラマーゾフ」とつけるのは卑怯ですよね。無視できないですもん。
ドストエフスキーが書かなかった13年後の物語なのかと思っていたら、舞台を日本に置き換えて、年齢だけは13年たった兄弟にドストエフスキーの書いた「カラマーゾフ」の中の行動をなぞらせて、いったい何がしたいのかわかりませんでした。
パロディでもないし、表題に「カラマーゾフ」と入れている以上、別物ではないし、それこそ剽窃になってしまいます。
唯一、すべてのカラマーゾフ・ファンが狂喜したのはさくらんぼのジャムがでてくるシーンでしょう。
名前の付け方も、以前やっていたドラマ版の方がセンスがあったような気がします。
ゾシマ長老に当たる人物の名が「嶋省三」というのだけは笑えましたが。
研究者たちによれば、ドストエフスキーは続編では皇帝暗殺にかかわっていく三男を描くはずだったということですが、「新カラ」ではずいぶんこじんまりとしたクーデターになっていて、ドストエフスキー作の「悪霊」を参考にしたとしても、なんだか狭い世界の中で話が進んでいくのがなんとも。
K氏とX先生のやりとりは、ああ、そうだったのか!とは思いましたが、この作品の中で書く必要があったのか。でも、それを言ったら、「Kの手記」をまるごと否定することになってしまいますね。(“X”は“エックス”ではなくロシア語の“ハー”と考えると誰のことかわかってきます)
時代設定を1995年にしたのは、当時起きた実際の事件と絡ませたかったようで、そうすることでもしかしたらドストエフスキーと肩を並べたかったのでしょうか。
ひょっとしたらだけど、亀山氏はドストエフスキーになりたかったのか、なんて思ってしまいました。
ネタバレになるので詳しく書くことは差し控えますが、ラストシーンを例の日にもってきたのは意図的というか、やり過ぎな気がしてしらけました。

さくらんぼのジャム、おいしくいただきました。
雰囲気を出すためにロシアで買ったお盆や食器を一緒に並べてみました。

さくらんぼのジャム

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

月が印象的に描かれた物語・番外編

頭上には、静かな星をこぼれるばかりにちりばめた空の円天井が、見はるかすかなたまで広々と打ちひらけていた。天の頂から地平線にかけて、まだおぼろな銀河がふた筋に分かれて走っていた。動き一つないほど静かな、すがすがしい夜が大地を包み、教会の白い塔と金色の円屋根がサファイヤ色の空にきらめいていた。地上の静けさが空の静けさと融け合い、地上の神秘が星の神秘と触れ合っているかのようだった…
(ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」より)

過去に8回にわたって月が印象的に描かれた物語を紹介してきましたが、今回は番外編ということで、星空が印象的に描かれた物語としてドストエフスキーの代表作「カラマーゾフの兄弟」を取り上げてみました。訳は原卓也氏です。
ドストエフスキーと言えば、緻密な心理描写で知られていますが、主人公アリョーシャの人生の転機となるこの場面は泣きたくなるくらいに美しい情景が描かれています。
このあと、例の事件が起きて、イワンの元に悪魔が現れたりいろいろするわけですが、この星空の場面があることでよけいに対比が際立つ気がします。
そして13年後には…
それにしても、ドストエフスキーの手になる続編が読めないのはつくづく残念です。

夜景ではありませんが、白い塔と金色の円屋根というと、こんなイメージ。

白い巨塔

円屋根

いずれも2012年、モスクワにて撮影したもの。
なぜ急に「カラマーゾフ」かというと、「新カラマーゾフ」読んじゃったんですよね。
でも、さんらんぼのジャムを舐めたので元気です。

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

春は弥生

今日から3月。
2月があっというまだと思ったら、なんと29日しかなかったのですね。30日と31日を返せ!
でもまあ、去年よりは1日多いので、来年はさらに1日増える、はずはないのですが、3月と言えば行事が目白押し。
ひなまつりに始まって、ホワイトデーや国際女性デー、卒業式に卒園式、梅を見に行く人もいるでしょうし。
その合間を縫って、上野松坂屋で9日から始まる創作人形展に来ていただけるとうれしいです。
(国際女性デーは日本ではあまりなじみがないようですが、私のロシア語の先生はご主人がロシア人なので、この日は盛大にお祝いしてもらっていたようです)

上野松坂屋に出展する人形の写真を撮りました。

さくらいろとみずいろ

部屋の中で一番明るい場所で撮ったら日差しが強すぎて、これはこれで面白いかと少し加工してみました。

さくら色とみず色

急遽、場所を変えて取り直したのがこちら。
やはり写真は難しいです。
上野松坂屋には、ドクロ氏と一緒のγも出展します。

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村