それはどう見てもマトリョーシカ

数十年ぶりで那須田稔著「クレビックはげんきかい?」を読んでいます。
さすがに細かいところは忘れてしまっていましたが、主人公とヒロインの名前はちゃんと覚えていました。記憶力って不思議。
問題の人形は第二話「なぞの人形」に出てくるのですが、最初の人形が出てくるシーンがこうです。
「三センチぐらいの、こけしによく似た木づくりの人形だった。黄色い頭巾をかぶり花模様の服を着ている。ぱっちり開いたまつげの長い目、赤いほっぺた、ほおずりしたくなるほどかわいい。」(那須田稔著「クレビックはげんきかい?」から引用)
物語の中では、アメリカの人形となっていましたが、胴の部分で半分に分かれて中が空洞になっているという描写もあるので、間違いなくマトリョーシカだと思います。
そして、全部で5つ、少しずつおおきくなっているというので、もう間違いありません。
書かれたのが昭和46年、今から40年以上も前なので、今ほどマトリョーシカが日本での認知度が高くなかったはず。
それで、誰も指摘しなかったのかもしれません。
だからといって、お話がつまらなくなるわけでもないし。
でも、大人になると、そういうどうでもいいことに目が行ってしまったり、主人公の少年が今でいうところの人格障害っぽいところが若干あるので(それ以外は、いたって普通)、そのまま成長したら大変な人生を歩むことになるんじゃないかとよけいな心配をしてしまったり。

IMG_1954-b.jpg

上の人形はマトリョーシカではありません。
Кимекоми (KIMEKOMI)という、マトリョーシカ同様、日本起源のお人形です。

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