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1582年のカンファレンス

超高速が流行りなのか、大河ドラマの主要シーンがものすごい勢いで進むので、日本史に疎い人間にはもうなにがなんだかわからないので、三谷幸喜監督の「清州会議」を借りて見ることにしました。
この監督の映画は失礼ながら今まであまり面白いと思ったことはないのですが、面白いという人は多いらしいので、きっと面白いのだと思います。(あくまで映画の話であって、演劇やドラマ作品は別です)
「清州会議」は歴史上のできごとを扱っているだけに、着地点がどうなるのかと思いながら見ていたら、なんだか無難にまとまっていて、その後の歴史を知っているから切なかったですが、それが狙いだったのかどうかもわかりにくくて、出ている役者さんが好きな方にはいいのかも。笑えるシーンもありました。
ところで、日本国内で本能寺の変や山崎の合戦、清州会議の行われたこの1582年に海外ではどうなっていたかというと。
お隣の国ロシアではイェルマークがシベリアのシビル・ハン国を攻略しました。(どこだよ、それ)その時の出資者がかのストロガノフです。
ビーフ・ストロガノフで有名なあのストロガノフさんですね。

ストロガノフ邸

サンクト・ペテルブルクのストロガノフさんち。(2012年10月撮影)

一説によると、イェルマークさんもビーフ・ストロガノフをごちそうになっているとか。
真偽のほどはともかくとして、本能寺で信長が討たれたこの時代にビーフ・ストロガノフが存在したのは確かのようです。
ただ、1584年にイワン雷帝が死去するとロシアは混乱の時代を迎えるので、混乱に乗じて秀吉が朝鮮ではなくロシアに攻め込んでいれば北方領土のみならず、今頃はロシアの半分くらいが日本の領土だったかも。
という冗談はさておき、この頃フェリペ2世の統治するスペインは最盛期を迎え、日の沈まない帝国とまで言われていたのであります。
が、この6年後にアルマダの海戦で無敵艦隊が英国に敗れ、衰退への道を歩むことになるのです。
一方、すてきなかんたい、じゃなくて、むてきなかんたいを打ち破った英国もあまり明るいとは言えない未来が待っているよう。
時の国王はエリザベス1世ですが、スコットランドの女王にたびたび命を狙われるわ、かのレスター伯とは修羅場るわ、無敵艦隊に勝ったと思ったら国がどんどん貧乏になるしで、でも、その不安定な時代にシェイクスピアとか出てきているのであなどれません。
さて、フランスに目を移すと、1562年から1598まで続いたユグノー戦争が一時休止中なのですが、1584年に国王の弟アンジュー公フランソワか死去するとまた泥沼に突入。
その国王アンリ3世も1589年に暗殺されてしまいます。フランス王としての在位期間は約15年。
その前のシャルル9世が在位期間14年、さらにその前のフランソワ2世の在位期間はわずか1年。
50年近く英国に君臨したエリザベス1世やスペインのフェリペ2世とはえらい違いです。
ちなみに、このフランソワ2世の奥方がエリザベス1世に処刑されたスコットランド女王メアリー・スチュワートです。
でもって、フランソワ2世、シャルル9世、アンリ3世、アンジュー公フランソワのママがカトリーヌ・ド・メディシスなのであります。
もちろん、イタリアの名門、メディチ家の血筋です。
ヨーロッパは国単位で入り乱れるので本当に訳がわかりません。
でもって、カトリーヌ・ド・メディシスさんはどんなことをした人かというと、アイスクリームやマカロンをフランスに持ち込んだ人です。というのは事実ですが、夫アンリ2世の死後、真に政治の実権を握っていたのもこの人です。
というわけで、日本では本能寺が変だったり清須で会議だったりした時代のヨーロッパがどんなだったかおわかりいただけたでしょうか。
ビーフ・ストロガノフやアイス食べられていてことだけはわかった?
それでいいと思います。

それはそうと、三谷氏の脚本で「オリエント急行の殺人」をテレビでやるらしいのですが、有名な原作なので犯人役が誰なのか気になります。でも、三谷氏で列車物だと、「諸君!ミサイルだ」のオチになるのではないかと心配。
それより、森博嗣氏のSMシリーズがドラマ化ってマジですかー?
なにげに周囲の森ファン率が高くて、どうやら私のせいらしいのですが。
しかし、配役。ヒロインはどうせ誰がやっても絶対に文句は出るので寧ろ誰がやっても一緒ですが、主人公は年齢さえクリアできればかなり許容範囲は広め、と思っていたら、肝心の年齢をクリアできていないんですね、そうですか。
初回は「冷たい密室と博士たち」らしいので喜多先生が登場するのでしょうけれど、期待してはいけないのでしょう。
予告を見る限りでは、「笑わない数学者」が入っていないのですが、セット作るのが無理なのかな。
実写だとどんな感じなのか見てみたいのに。要するに、あれが動くところが見たいのです。

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