カエルの王女

前にモスクワのマネージ広場の水路に並ぶ銅像の中に「カエルの王女」の物語を題材にしたものがあると書いたのですが、「カエルの王様」ではないかとの指摘がありました。
「カエルの王様」はグリムの有名な童話ですが、「カエルの王女」もロシアでは有名な民話で、別の話です。

カエルの王女

マネージ広場の「カエルの王女」の王子イワンとカエルのワシリーサ。
わかりにくいですが、カエルは冠をかぶっています。王女なので。
「カエルの王女」のあらすじはこうです。
ある国の王様が年頃になった息子たちに、放った矢が飛んで行ったところにいる娘と結婚するように命じたので、末のイワン王子は沼地にいたカエルと結婚することになりました。実はそれは魔法でカエルに変えられていた美しいワシリーサという娘で、夜は人間の姿に戻れるためイワン王子はワシリーサが王様に城に招かれている間にカエルの皮を燃やしてしまいます。それを知ったワシリーサは白鳥の姿になって飛び去ります。ワシリーサを探す旅に出たイワン王子は苦難の末、クマやウサギや鳥や魚など、旅で出会った仲間の助けを得てワシリーサを連れ帰り、めでたしめでたしなのでした。
カエルだったのに何故白鳥の姿で飛び去るのかとか、王子よりも実は旅の仲間たちの方が頑張っていたとか突っ込みどころが満載なのはともかく、なんだか、いろいろ混ざっているような気もしますが、昔話とはそうしたものなのです。

ところで、水路の銅像たちはモスクワっ子には評判が悪かったそうです。
「ディズニーランドかよ!」ということだったらしいですが、玉ねぎ頭の寺院と言い、水色やピンクや黄色の建物と言い、町全体がおとぎの国っぽいのに、どこが違うと言うのでしょうか。

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