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ハーレクィン浪漫

ハーレクィンは伊太利亜語のアルレッキーノ、仏蘭西語のアルルカンの英語読みです。
16世紀にイタリア北部で誕生した仮面劇、コンメディア・デッラルテ(起源は古代ローマ時代に遡るとも言われています)の登場人物の一人で、外見的な特徴は仮面にやたら派手な多色使いの衣装。近年は恋人のコロンビーヌとともに菱形模様の衣装を着ているのをよく見かけます。
んなもん、どこで見かけるのかというと、最近、バレエのコンクールなどで人気の演目が「アレルキナーダ」(正しくはアルレキナーダ、あるいはハレキナーダ)で、そこに登場するのがハーレクィンとコロンビーヌなのです。
そもそもアルレキナーダはハーレクィンが元になっている言葉なのに、コロンビーヌのバリエーションにはハーレクィンは出てこないので、どんどんハーレクィンの影が薄くなります。
それどころか、「アレルキナーダ」といえば可憐な女性がソロで踊るというイメージが定着してしまいそうです。
※アルレキナーダとアレルキナーダの両方使っていますが、意図的です。気にしてください。
話を戻しますと、16世紀に生まれた仮面劇、コンメディア・デッラルテはその後欧州に広まっていき、シェイクスピアを初めとしてたくさんの創作者に多大な影響を与えます。
例えば、ポール・ヴェルレーヌの「月の光」という詩の中の「マスクとベルガマスク」が仮面劇の登場人物に扮装した人々のことを指していて、これはワトーの絵画からの影響という説もあります。
ベルガマスクは、直訳すると「ベルガモの」「ベルガモ風」、あるいはベルガモ地方の舞踊を表す言葉ですが、コンメディア・デッラルテの登場人物がベルガモ出身であることから、マスクという言葉と組み合わせることによって仮装した人々を表現したのだと言われています。
その他、音楽関係ではチャイコフスキーの「くるみ割り人形」にハーレクィンとコロンビーヌが登場します。
プティパの「百万長者のアルルカン」はまんまアルルカン(ハーレクィン)とコロンビーヌの恋物語を中心としたパレエです。
オペラではレオンカヴァッロの「道化師」が有名です。フィギュアスケートの高橋大輔さんが使ったことで知っている方も多いのではないでしょうか。某刑事ドラマの「相棒」でも、斉藤工さんがゲストの回に効果的に使われていました。
(関係ない話ですが、「相棒」はゲストが誰かという興味だけで最近は惰性で見ている気がします)
他には、アガサ・クリスティの短編にハーレ・クィン氏なるミスティリアスな人物が登場します。
このクィン氏のおかげで、ハーレクィンに神秘性とか人を超えた存在というイメージを持ってしまったのかもしれません。私がハーレクィンに惹かれる理由もそこです。

実は、人形教室に通い始めて最初に作ったのがハーレクィンとコロンビーヌをモチーフにした人形で、今回が3回目です。

おめん少女

ハーレクィンを和で表現したので、お面と言えば狐、画像には写っていませんが、上衣の裾には鈴をあしらっています。
和服の柄なので、正面は柄合わせしてみました。

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