スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
 

月が印象的に描かれた物語・番外編

頭上には、静かな星をこぼれるばかりにちりばめた空の円天井が、見はるかすかなたまで広々と打ちひらけていた。天の頂から地平線にかけて、まだおぼろな銀河がふた筋に分かれて走っていた。動き一つないほど静かな、すがすがしい夜が大地を包み、教会の白い塔と金色の円屋根がサファイヤ色の空にきらめいていた。地上の静けさが空の静けさと融け合い、地上の神秘が星の神秘と触れ合っているかのようだった…
(ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」より)

過去に8回にわたって月が印象的に描かれた物語を紹介してきましたが、今回は番外編ということで、星空が印象的に描かれた物語としてドストエフスキーの代表作「カラマーゾフの兄弟」を取り上げてみました。訳は原卓也氏です。
ドストエフスキーと言えば、緻密な心理描写で知られていますが、主人公アリョーシャの人生の転機となるこの場面は泣きたくなるくらいに美しい情景が描かれています。
このあと、例の事件が起きて、イワンの元に悪魔が現れたりいろいろするわけですが、この星空の場面があることでよけいに対比が際立つ気がします。
そして13年後には…
それにしても、ドストエフスキーの手になる続編が読めないのはつくづく残念です。

夜景ではありませんが、白い塔と金色の円屋根というと、こんなイメージ。

白い巨塔

円屋根

いずれも2012年、モスクワにて撮影したもの。
なぜ急に「カラマーゾフ」かというと、「新カラマーゾフ」読んじゃったんですよね。
でも、さんらんぼのジャムを舐めたので元気です。

にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
にほんブログ村
 
 

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://inkodoll.blog.fc2.com/tb.php/351-9b60f332

 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。