物語の舞台が日本になると

森博嗣氏が萩尾望都氏のファンであることは有名な話で、この本のことも以前から知っていたのですが、今回初めて読みました。
森博嗣著「トーマの心臓」、原作は萩尾望都です。
原作の漫画は高校生の時に読みました。
萩尾望都の名作をどんなふうに味付けされているのかが気になるところでしたが、やはり森カラーが色濃く出ているように感じました。
でも、「スカイクロラ」のシリーズなどと比べると個性が控えめな気がするのは原作への遠慮からでしょうか。
日本が舞台になっていることは知っていたものの、オスカー視点で描かれていることが意外でした。
そのためか、オスカーの役回りが原作とはかなり違っていました。
台詞もだいぶ変わっていましたし、原作とは別物と考えるべきなのかも。
むしろ、意図して原作と違うところに目を向けさせる狙いだったと思われます。
原作を読んでいるかどうかで、評価が別れると思います。それと、森氏が書いているということで森ファンのハードルもかなり高く設定されてしまうのでしょう。難しいですね。
舞台が日本になっていて、登場する人物たちもほとんど日本人というのは、あまり気になりませんでした。
もともと、森さんの小説は国籍不明っぽいものも多いですし。
でも、ユーリ視点の物語も読んでみたかったです。
エーリク視点だと、また違ったものになりそうです。

いよいよ今週土曜日は日本を舞台にした「カラマーゾフの兄弟」が始まります。
予告編見る限りではなかなか面白そう。

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