組曲

「ベルガマスク」とは何かというのがわかったところで、今度は「ベルガマスク組曲」の「組曲」が気になりますよね。
その前に、おさらいです。
「ベルガマスク」というのはベルガモ風といった意味で、ヴェルレーヌはイタリアのベルガモあたりで生まれた仮面劇の扮装をしていた人々を想定して詩を書いたものと思われる。でもって、フォーレとかドビュッシーなんかが曲を作った。
というのが前回のあらすじです。
と、てきとーにまとめたところで、今回は「組曲」です。
PCで検索するとちゃんと出てきますね。いい時代になりました。
「組曲」とは、とある有名服飾メーカーのファッションブランドで…そのブランドのコンセプトが、自由にコーディネートする楽しさ、音を感じさせるような着心地、なんだそうです。
おいおい、脱線してるぞって?
一応、音楽用語としての組曲もちゃんと調べましたよ。
複数の楽曲、あるいは楽章を組み合わせ並べた器楽曲だそうです。
組み合わせた曲だから、組曲なんですね。でも、それでいったら、交響曲でも協奏曲でもソナタでも、みんな複数の曲を組み合わせているんではないでしょうか。
とにかく、先に進みましょう。
組曲には古典組曲と近代組曲があって、古典組曲は舞曲を中心として組み合わせたもの、近代組曲はバレエ音楽やオペラ音楽から主要曲を抜き出して並べたり、初めから組曲として作曲されることもあった…
よけい訳がわからなくなりましたか?
では、代表的な組曲をいくつか。
ビゼー 『カルメン』組曲
チャイコフスキー 『くるみ割り人形』組曲
これらはオペラやバレエから抜粋して演奏会用に編成したものですね。非常にわかりやすいです。
ドビュッシー『ベルガマスク組曲』
出てきましたよ、べるがますくくみきょく。
これは古典組曲にならって、舞曲中心として組み立てたもの。
二曲目のメヌエットと四曲目のパスピエが舞曲なんだそうです。
もっとも、曲そのものは古典的とはいえませんが。
ホルスト 組曲『惑星』
リムスキー=コルサコフ 交響組曲『シェヘラザード』
ホルストの『惑星』はともかくとして、リムスキー=コルサコフの交響組曲は交響詩とどう違うんだ、って感じですね。
そこで思い出していただきたいのが、某ファッションブランドのコンセプトである「自由にコーディネートする楽しさ」
交響詩や交響組曲の線引きは非常にあいまいで、作曲者や編曲者の自由にまかされているそうですね。
音楽なんだから難しいことはほうっておいて、音を楽しめばいいということでしょうか。

かなりどうでもいい話ですが、昔チャイコフスキーとリムスキー=コルサコフのお墓を見たことがあります。
ドストエフスキーのお墓を見に行った時、入り口の見張りのおばちゃんにチャイコフスキーも見ていきなさいよ、そっちよ右の奥、って言われて行ってみると、ド派手なお墓が。
といっても、極彩色とか金ぴかというのではなくて、なんというか、そう、豪華なんです。
それだけみんなから愛されたということなんでしょう。
他のお墓も、それぞれ立派でしたけれど。
で、帰ろうとしたところに、今度は日本人の団体さんがやってきて、なぜかわからないけど、案内をするはめに。
といっても、お墓に刻まれた名前を読んであげただけですが。
その中にリムスキー=コルサコフのお墓もあって、他のお墓とは一風変わった感じで、ちょっと意外でした。
 
 

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://inkodoll.blog.fc2.com/tb.php/9-0fd8124d